ソラゴトデリリウム

ネヤノがたまに空想上の世界やキャラクターについて垂れ流すことを一応主旨とはしている場所

Enchanté.(2/3)

いやいやアンシャンテって(笑)

 

というわけで引き続き創作世界紹介です。Abaotシリーズ全体の概要まで垂れ流したっけな。

外伝異伝はさておき、シリーズと呼んでる内訳は以下の通りです。

 

Abaot 新都市神話眸創曲

Abaot_Ⅱ 新都市神話醒譚曲

Abaot_0 新都市神話墜想曲

Abaot_Ⅲ 新都市神話狂滓曲

Abaot_Fated 呪賽と落葉の司

Abaot_Shadowed 残像憑依レグレッタ

Abaot_Ruined 亡都神疫想起史記

 

番号のついているものが本編で、ついていないものが派生というイメージ。細かい説明はおい……とこうと思ったんですが、そういえば好き勝手に語ってもいいところなのだった。遠慮が出てしまうぜ……!

本編については後ろの長ったらしい漢字は補足にすぎないので普段は無視してます。派生の三つはむしろ後ろについてるほうがタイトルで、Abaotですよという形を取るために敢えて前のほうで呼んでいるイメージです。

 

 

☆Abaot

 

無印Abaotは区別のためによくA1と省略したりしています。わかりやすいしね。

 

概要としては都市暦8年、高校生の雪沢翔が主人公です。うっかりテロリストから小さな子を助けてしまったがために、神になりたい人とか神になりかけてる人とか神になれない人とか神とかと対峙しなければならなくなります(神)。

神神言ってるわりには宗教というよりはポジションとしての神なので、その仕組みを解明して神になる条件を整えようとする、という研究者的な方向の人が多く、Abaotで目立つ敵組織というのは「ギア第四群研究領域」、通称「第四」という白衣の集団であったりします。

陰謀と戦い、第四と戦い、途中で文化祭のようなものを挟んで第四の残党と戦い、最終的に神様が変な入れ知恵されてもおやだあああああっつって世界が終わりそうになる、みたいな感じで……。

最初はこれしかなかったので、考えてきた期間やぶち込んだ内容量も一番大きく、同時にいまだにうまく一つのものとしてまとめきれていなくもあります。

ネヤノの創作の中である種の中心というか軸にすらなっているかもしれない溝呂木優霞というキャラクターもこの話に所属(?)します。好奇心だけで神になろうとした第四の頂点。

 

 

☆Abaot_Ⅱ

 

身長差いいなって思ってたらいつの間にかできました。都市暦16年、終焉の闇を打ち砕き、希望の都市となったアバオティア。主人公は高校生になったところの直江津羽実子で、前述Abaot無印の最初で雪沢に助けられた女の子です。

せっかく神様が世界を終わらせてくれると思ったのに(絶望)と思った男・犀潟尾沼率いる反陰神話研究所がいろんな人を唆して絶望を集めようとしていて、それで引き起こされる事件に立ち向かうことになるのがこの話。無印より段違いにわかりやすい。

世界終われ男の犀潟と、絶望大好き女の土底浜、私怨雪沢探し男の東斑のろくでもない三人が登場します。

構造としてはシンプルすぎて説明終わってしまった。どこまでなら語っても許されるのかみたいな自制心を感じる……。

 

 

☆Abaot_0

 

時代は過去に飛んでアバオティア成立の24年前、超能力が発生し始めてやだな〜こわいな〜と思ってる時代の暗い高校生5人が学校の班分けで初めて仲良くなって明るくなれたのに、今度は神話や都市伝説が現実になり始めてそれのせいで仲間が死んで人生が変わる話です。暗っ!

これはAbaot無印でのアバオティアができる根っこみたいな話で、神話の最初の現実化とか、偉大な神話研究者や能力研究者の誕生とか、そういったものを補完しつつ次のAbaot_Ⅲに繋ぐための話という色が強いですね……。同時にAbaotの中ではわりかし具体的に内容が決まってる珍しい話です(どうなのそれは)。

基本的に登場人物死なせたくないタイプなんですが、このA0はそもそも人が少ないのに普通に死んでしまう……。物語としては何の解決もしないし、おやおやあらあら。(雑)

清柴雄登、戸塚一郎、藪春子、金ヶ島千代美、溝口武。それぞれ異なる理由で周囲に避けられていた5人です。友達になりたい。(?)

 

 

☆Abaot_Ⅲ

 

中二病の中学生の話です。異常ぶって物事をニヤニヤ笑い飛ばすけれどおうちはお花畑で案外真面目なことも考えてる戸塚終ちゃんが主人公。終でシマイと読ませるあたりで名付け親もネジが外れてる。いや自分が名付けたんだけれども。普通ぶる清柴昇くんと、神聖ぶる西咲光ちゃんが仲間です。

都市暦61年。ちょっと前に死んでしまった大好きな戸塚一郎ジジイのバカみたいな昔話を信じた終ちゃんは、一郎ジジイの友人への手紙を携えてこれから起こる非日常と使命感に燃えているのでやたらテンションが高いのです。

このA3はこれまでの話勢揃いの面を持っていて、一郎のひ孫である終はもちろん、清柴という苗字、溝呂木優霞のスペアとして造られた溝呂木憂霞、雪沢翔の娘、直江津羽実子の友達、A0やA2の敵、今までのやられた敵をこっそり助けていた人の執事や養子などが勢揃いしていきます。アバオティア成立60周年と、神話学の偉人である清柴雄登の誕生日を間近に控えた、ある種春のお祭り騒ぎです。そんでもってラスボスである謎の老人の正体はかつての……? みたいななんかもうなんでもありかよっていうノリ。お祭りなんでワイワイやって終わり。たのしい。

 

ここまでで本編としてはひとくくり。ここに、溝呂木優霞や土底浜琥乃美などの重要人物が同じ高校にいた頃の話っていうメチャクチャな設定のAbaot_Fated、特定の種類の能力者が迫害を受けるAbaot_Shadowed、300年くらいあとにアバオティアがというかエイバオット神話が滅んで都市がゾンビのいる廃墟になってるんだぜっていうAbaot_Ruinedが派生としてくっつきます。改めて読むとやりたい放題やな。

 

こんだけ書いててAbaotシリーズの話しかしてないし、まずいくつあるのかって頭に掲げたほうがわかりやすかったな〜!(ド反省)

 

 

やっぱ……もうひとつ記事分化しても……いいかな?( ˘ω˘ )

 

 

計画性ゼロだぜ! せめてAylaシリーズの話だけはしておきたいけどAbaot説明しようとすると省きまくりでも長すぎ! 次に回します許してくれ〜!!